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最近、Kuat製品を店頭で展示を始めましたので、
改めて、Kuat PISTON PRO をご紹介いたします。
以前紹介しましたルーフラック、PISTON SRのヒッチメンバーバージョンです。
PISTON SR はこちらから
ヒッチメンバーを用いて装着するため、特に車高の高いクルマにオススメです。
ルーフに積めなくはないですが、作業中に落としたり傷をつけるリスクが高いように感じます。
下の画像は試乗車を展示した際のものですが、もう一度やりたいとは思えない高さでした。
PISTON PROの特徴は、左右方向にアームが展開し、前後タイヤで自転車を固定する方法です。
同KuatのNV2.0、Transferと同じようにタイヤで固定する方法は同じですが、
前後から挟む形なので、ラックを装着している車種でも積載できます。
ミニベロもご覧のとおりです。
(この時は大径タイヤに比べはまりが浅かったのでシリコンベルトを併用しました。)
多くのクルマの場合トランクゲートは上方に跳ね上がるタイプですが、
(画像はありませんが)ラックごと自転車を手前に傾けることができるので、自転車を積んだままでも荷室へのアクセスはしやすくなっています。
また、未積載時にはボディを上に跳ね上げることができます。
カングーのような観音開きのクルマの場合や、トランクゲートが横に開くクルマの場合は、
Pivot V2を使用することでトランクゲートを容易にアクセスできるようになります。
歩道側に動作する左開き。トランクが開口している右開き。それぞれ良し悪しがあります。
私の考えで装着に至らなかった左開きは、左側通行の日本において、使いやすいだろうと最初は考えておりましたが、
画像の様に、割と幅を要するので縁石等の障害物の高さによってはクルマを目いっぱい左に寄せられない場合があります。
(画像の段差もギリギリな高さでした。)
右開きの場合は、クルマを脇に寄せて停めても、道中央寄りに自転車は出てしまいますが、他に通行する車両が来た場合は速やかに動かせるので他に迷惑が掛かりにくいと感じました。
左右の開き方は装着を検討される方のスタイルで決めていただけるといいと思います。
最後に、
地上高の低いクルマの場合は路面との接触に注意が必要です。
カングーの場合、PISTONとPivodを装着すると約15mm車高が下がります。
敷地に段差がある施設の出入りでは下の画像の箇所を当てる可能性があるのが注意点です。
車種によってはタイヤの跳ね上げた雨等が自転車に直撃します。
(こちらは今後マッドフラップを装着予定です。)
是非店頭でご確認くださいませ!