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今回は珍しく対応できなかったご依頼を議事録といいますか、記憶として記録します。
電動バイク兼折り畳み自転車のglafit gfr-02という車両
後方のナンバープレートを隠し、電源を切れば自転車として使えるというもの。
(2024/6月時点)
急勾配で減速することがあるので、その際にはペダリングで力を補おうとするようなのですが、ギア比が軽くて足の回転が追い付かないとのことでした。
後輪についている後ろのスプロケット(コグ)ギアはピストバイク等のシングルスピートの自転車でも使用できる汎用の物のようでしたが、既に小さなギアになっていたため、これ以上重いギア比にはできないサイズでした。
残るはフロントチェーンリングを大きくするのですが、
下の画像1枚目、
折り畳みヒンジ部とチェーン・チェーンリングとの間隔は9~10mm程
画像2枚目
配線とチェーンの隙間が1枚目より狭く5~10mm程でした。
上の画像2か所のクリアランスが広くなかったため、チェーンリングのサイズによってはチェーンが干渉し、断線・破損リスクが上がりそうですね。
チェーンリングのサイズを大きくすることはできなくはないですが、干渉しない範囲での大径化は劇的にはギア比は変わらない点から、今回は安全マージンを考慮し、未交換となりました。
ネットやSNSではカスタム例がありましたが、ワンオフパーツが使用されていたようで、当店では入手できないのと、安全や耐久性を分かる範囲でお伝えしました。
考えられる範囲の、良し悪し・メリットデメリットをお伝えし、最終的にはお客様に判断いただき、最終決定頂きました。
今回のようなご相談は15分以内でしたら、問診料500円での対応となります。(2024/6月時点)
もっと時間を要する場合は別途相談料を頂戴いたしますが、ああしたい。こうしたい。等あれば、お問い合わせください。